Google Workspace （旧 G Suite ）の料金をあらゆる目線でわかりやすく解説！
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Google が提供するクラウド型のグループウェアサービス「 Google Workspace （旧 G Suite ）」。世界中で多くの支持を集めているサービスであり、実際に多くの企業が Google Workspace （旧 G Suite ）を活用して自社の業務効率化や生産性向上を実現しています。
ただし、 Google Workspace （旧 G Suite ）の存在は知っていても、具体的な料金体系や費用を理解していない方も多いのではないでしょうか？そこで本記事では、 Google Workspace （旧 G Suite ）の概要や費用、プランごとの料金、旧 G Suite との料金比較など、あらゆる観点から一挙に解説します。
目次
Google Workspace （旧 G Suite ）とは？
はじめに、 Google Workspace （旧 G Suite ）の概要をおさらいしておきましょう。
Google Workspace （旧 G Suite ）は Google が提供しているクラウド型のグループウェアサービスです。以前は「 G Suite 」という名前で親しまれていましたが、2020年10月に「 Google Workspace 」へ名称変更しました。
Google Workspace （旧 G Suite ）には「メール」「カレンダー」「オンラインストレージ」「ビデオ会議」など、企業に必要な機能がすべて揃っています。また、組織の生産性を高めるための業務効率化ツールが内包されている点も Google Workspace （旧 G Suite ）の大きな特徴です。
詳しくは後述しますが、 Google Workspace （旧 G Suite ）は契約しているライセンス数に応じて、毎月決められた金額を支払う料金体系となっています。様々なプランが存在し、それぞれ料金や機能が異なるため、自社に最適なプランを選択することが大切です。
Google Workspace （旧 G Suite ）の料金
Google Workspace （旧 G Suite ）を契約することで、どのような費用が発生するのでしょうか？順番に見ていきましょう。
初期費用
Google Workspace （旧 G Suite ）は 100% クラウドで提供されているサービスのため、導入にかかる初期費用は発生しません。そのため、気軽にスタートできる点も Google Workspace （旧 G Suite ）の魅力の一つだと言えるでしょう。
例えば、オンプレミスでシステムを構築する場合は、物理サーバーやネットワーク機器など、様々なものを自社で整備する必要があり、莫大な初期費用が掛かります。しかし、 Google Workspace （旧 G Suite ）であれば、自社で設備を用意する必要はなく、 Google の強固なインフラを使ってサービスを運用できます。
このように、初期費用が掛からないことはクラウドの大きなメリットです。
オンプレミスとクラウドの違いについては以下の記事が参考になります。
オンプレミスとクラウドの違いとは？メリット＆デメリット、移行の注意点も解説
月額費用
Google Cloud （GCP）をはじめとした多くのクラウドサービスでは、使った分だけ料金が発生する「従量課金制」を採用していますが、 Google Workspace （旧 G Suite ）は毎月決められた料金を支払う料金体系となっています。そのため、使い過ぎで高額請求が発生するリスクはありませんし、経理上の管理も行いやすいサービスだと言えます。
以下、 Google Workspace （旧 G Suite ）の各プランの料金です。
| プラン | 月額料金（税抜） |
|---|---|
| Google Workspace Business Starter | 680円 |
| Google Workspace Business Standard | 1,360円 |
| Google Workspace Business Plus | 2,040円 |
| Google Workspace Enterprise Essentials | 非公開 |
| Google Workspace Enterprise Standard | 非公開 |
| Google Workspace Enterprise Plus | 非公開 |
このように、 Google Workspace （旧 G Suite ）のプランは多岐にわたります。料金や機能はプランごとに異なるため、それぞれの違いを理解して、自社に合ったものを選ぶことが大切です。
その他費用
自社の要件によっては、月額費用以外にその他の費用が発生する場合があります。
例えば、組織カレンダーやシングルサインオン（SSO）の導入など、 Google Workspace （旧 G Suite ）で標準提供されていない機能をオプションとして利用するケースが該当します。その他、オンラインストレージの容量追加やワークフローなどもオプション的な位置付けであり、追加料金が発生します。
ただし、 Google Workspace （旧 G Suite ）は非常に高性能なグループウェアであり、ストレージ容量も 30 GB 〜と大容量であるため、単体利用でも十分に便利なサービスです。使い方によっては追加料金が発生する場合がある、程度に覚えておいてください。
旧 G Suite と Google Workspace の料金比較
数年前から旧 G Suite を利用している企業は、順次 Google Workspace （旧 G Suite ）へ契約を移行する必要があります。それでは、 G Suite から Google Workspace （旧 G Suite ）に移行することで、料金はどのように変わるのでしょうか？
旧 G Suite では、次の3つのプランが提供されていました。
- 旧 G Suite Basic
- 旧 G Suite Business
- 旧 G Suite Enterprise
そして、 Google Workspace （旧 G Suite ）では、旧 G Suite の各プランに対応する新しいプランが用意されています。それぞれについて、料金と主要機能の比較を見ていきましょう。
旧 G Suite Basic と Google Workspace Business Starter の比較
旧 G Suite Basic に対応するプランとしては、 Google Workspace Business Starter が挙げられます。
以下、主な違いを表にまとめます。
| 旧 G Suite Basic | Google Workspace Business Starter | |
|---|---|---|
| 月額料金（税別） | 680円 | 680円 |
| ユーザー上限数 | 無制限 | 300名以下 |
| コアアプリ | ○ | ○ |
| ストレージ容量 | 30 GB | 30 GB |
| 共有ドライブ | × | × |
| Google Meet の最大参加人数 | 100名 | 100名 |
| Google Meet の録画 | × | × |
| Google Vault | × | × |
このように、旧 G Suite と Google Workspace Business Starter の料金は同一となっています。しかし、 Google Workspace Business Starter はユーザー上限が設けられているため、301名以上で利用したい場合には Enterprise エディションを選択する必要があります。
旧 G Suite Business と Google Workspace Business Standard の比較
旧 G Suite Business に対応するプランとしては、 Google Workspace Business Standard が挙げられます。
以下、主な違いを表にまとめます。
| 旧 G Suite Business | Google Workspace Business Standard | |
|---|---|---|
| 月額料金（税別） | 1,360円 | 1,360円 |
| ユーザー上限数 | 無制限 | 300名以下 |
| コアアプリ | ○ | ○ |
| ストレージ容量 | 無制限 | 2 TB |
| 共有ドライブ | ○ | ○ |
| Google Meet の最大参加人数 | 150名 | 150名 |
| Google Meet の録画 | × | ○ |
| Google Vault | ○ | × |
このように、旧 G Suite Business と Google Workspace Business Standard の料金は同一となっています。しかし、 Google Workspace Business Standard ではユーザー上限が300名であり、ストレージ容量も 2 TB という制限が設けられています。
また、旧 G Suite Business で提供されていた Google Vault が Google Workspace Business Standard では利用できませんが、その一方で Google Meet の録画機能が新しく実装されています。
なお、 Google Workspace Business エディションの最上位プランである Business Plus を選択すれば、ストレージ容量は 5TB に増加し、 Google Vault も使うことができます。ただし、ユーザー上限数は300名で変わらないので、この点には注意が必要です。
旧 G Suite Enterprise と Google Workspace Enterprise Standard の比較
旧 G Suite Enterprise に対応するプランとしては、 Google Workspace Enterprise Standard が挙げられます。
以下、主な違いを表にまとめます。
| 旧 G Suite Enterprise | Google Workspace Enterprise Standard | |
|---|---|---|
| 月額料金（税別） | 3,000円 | 非公開 |
| ユーザー上限数 | 無制限 | 無制限 |
| コアアプリ | ○ | ○ |
| ストレージ容量 | 無制限 | 5 TB |
| 共有ドライブ | ○ | ○ |
| Google Meet の最大参加人数 | 250名 | 250名 |
| Google Meet の録画 | ○ | ○ |
| Google Vault | ○ | ○ |
| データ損失防止（DLP） | ○ | ○ |
| アクセス制限 | ○ | ○ |
| セキュリティセンター | ○ | × |
| AppSheet | ○ | × |
このように、旧 G Suite Enterprise は月額3,000円だったのに対して、 Google Workspace Enterprise Standard の料金は非公開となっています。また、各機能においても違いがあるため、それぞれの特徴を正しく理解しておきましょう。
なお、 Google Workspace Enterprise エディションの最上位プランである Enterprise Plus を選択すれば、旧 G Suite Enterprise に搭載されていた機能をすべて使うことができます。こちらも料金は非公開となっているので、気になる方は直接お問い合わせください。
ただし、 Enterprise Plus を選んだ場合でも、ストレージ容量は 5 TB の制限付きなので、この点には注意が必要です。
Google Workspace （旧 G Suite ）の適切なプランの選び方
ここまでご紹介した通り、 Google Workspace （旧 G Suite ）には数多くのプランが存在します。そして、プランごとに機能や料金が異なるため、自社にとって最適なプランを選択することが重要なポイントになります。
適切なプランを選ぶためには、はじめに「何名で Google Workspace （旧 G Suite ）を利用するのか？」に注目してください。仮に 301 名以上で利用する場合は Business エディションは選択できないため、 Enterprise エディションのいずれかのプランを選ぶ必要があります。
このように、まずは Business エディションと Enterprise エディションのどちらにするのか？を利用人数によって判断し、その上で必要機能やストレージ容量などを踏まえて自社に適したプランを選択しましょう。
Google Workspace （旧 G Suite ）のプランの選び方は以下の記事が参考になります。
Google Workspace はどのプランを選べば良いの？具体的なおすすめプランの選び方をご紹介！
Google Workspace Businessの各プランを徹底解説！オススメなプランの選び方とは？
Google Workspace Enterpriseの各プランを徹底解説！オススメなプランの選び方とは？
Google Workspace （旧 G Suite ）契約はトップゲートがオススメ
Google Workspace （旧 G Suite ）を契約する場合、 Google 直契約とパートナー契約の2種類があります。弊社トップゲートも Google から認められた正式なパートナー企業であり、 Google Workspace （旧 G Suite ）の提供を行なっています。
パートナー経由で Google Workspace （旧 G Suite ）を契約するメリットは以下の記事が参考になります。
Google Workspace（旧G Suite）導入はパートナーが必須？その役割とポイントを解説！
最後に、トップゲート経由で Google Workspace （旧 G Suite ）を契約するメリットをご紹介します。
請求書払いが可能
トップゲートで Google Workspace （旧 G Suite ）を契約すると、サービス料金を請求書払いすることが可能になります。加えて、個別相談をすることでイレギュラーな支払い方法に対応できる点は、企業にとって大きなメリットです。
円建てで運用できる
トップゲートで Google Workspace （旧 G Suite ）を契約した場合は、支払い国や通貨を設定する必要がないため、確実に円建てで運用できます。外貨建てでの経理処理はとても煩雑になってしまうので、この点も企業にとって大きなメリットだと言えます。
管理者の負荷を軽減できる
Google と直接契約した場合は、管理コンソール上で管理者が支払方法などを設定する必要があります。作業自体が面倒なことに加えて、間違って設定してしまうと Google Workspace （旧 G Suite ）のアカウント自体を削除しなければいけない事態にもなりかねません。
トップゲート契約の場合は、担当営業との打ち合わせを複数回実施するため、その内容を元に各種設定を進めていくことができます。支払い方法を管理者が設定する必要もなく、担当営業がサービス開始に向けて全面的にフォローします。
導入後のサポートが充実している
トップゲートで契約すれば、無料サポートがデフォルトで付加されています。請求、障害、基本的な使い方など、さまざまな観点から導入企業の Google Workspace （旧 G Suite ）運用をサポートします。
また、プラン変更の相談も可能なため、自社の利用状況を踏まえて、プロの目線からアドバイスを受けることができます。 Google 直接契約では担当営業は付かないため、導入後サポートはトップゲート契約の大きなメリットと言えるでしょう。
まとめ
本記事では、 Google Workspace （旧 G Suite ）の概要や費用、プランごとの料金、 G Suite との料金比較など、あらゆる観点から一挙に解説しました。
Google Workspace （旧 G Suite ）はとても高性能なグループウェアであり、自社の業務効率化に寄与するサービスです。実際に多くの企業が Google Workspace （旧 G Suite ）を活用し、生産性を大きく向上させています。
ただし、 Google Workspace （旧 G Suite ）には様々なプランが存在し、それぞれ料金や特徴は異なります。そのため、各プランの違いを理解して、自社に合ったものを選択することが大切です。
また、従来の旧 G Suite を利用している方は、 Google Workspace （旧 G Suite ）へ移行する必要があります。自社の状況によっては、料金や機能が変わる可能性があるため、この記事を読み返して内容を理解しておきましょう。
そして、 Google Workspace （旧 G Suite ）を契約するなら、ぜひトップゲート経由でのお申し込みをご検討ください。請求書払いや円建て運用はもちろんのこと、管理者負荷の軽減や導入後のフォローまで、全面的なサポートを受けることができます。
本記事を参考にして、ぜひ Google Workspace （旧 G Suite ）の導入を検討してみてはいかがでしょうか？
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Google Workspace（旧G Suite）の導入をご検討をされている方はお気軽にお問い合わせください。
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